ETF売買動向＝20日前引け、野村ボベスパ、野村南ア４０が新高値

　20日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.3％減の1643億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同10.3％減の1434億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> 、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が新高値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.91％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> は4.95％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は4.84％安、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> は4.69％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.50％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> は3.38％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が13円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金770億6700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均888億8800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が205億8700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が154億6300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が105億700万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が74億9700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が46億6200万円の売買代金となった。

株探ニュース