ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金2746億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比24.2％増の2746億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.9％増の2227億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ＮＥＸＴ　金価格連動型 <1328> など14銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> 、マザーズ・コア上場投信 <1563> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジあり） <2839> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> など19銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が19.55％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が9.88％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が4.57％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.93％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.65％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> は6.08％安、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> は5.29％安、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信 <2631> は5.25％安、東証マザーズＥＴＦ <2516> は5.23％安、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジなし <2568> は5.17％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が616円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1272億8800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金940億100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が261億3800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が158億5100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が128億3400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が123億6200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が103億500万円の売買代金となった。

株探ニュース