ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金1648億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比8.6％減の1648億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同3.1％減の1465億円だった。

　目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が3.40％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.90％安、マザーズ・コア上場投信 <1563> は3.66％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は3.12％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が180円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金775億4300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均994億1900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が184億4800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が108億3400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が107億4200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が96億5600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が91億9600万円の売買代金となった。

株探ニュース