ETF売買動向＝20日大引け、全銘柄の合計売買代金3034億円

　20日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比60.9％増の3034億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同59.8％増の2577億円だった。

　個別ではｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が新高値。グローバルＸ　ＭＳＣＩ　ガバナンス・クオリティー <2636> 、グローバルＸ　クリーンテックＥＳＧ－日本株式ＥＴＦ <2637> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> が5.71％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.70％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　米国株 <1393> は4.45％安、ＮＥＸＴ　機械 <1624> は3.04％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が584円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1300億4800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金613億4400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が325億200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が315億2400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が204億5500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が147億2400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が109億500万円の売買代金となった。

株探ニュース