ETF売買動向＝7日前引け、ｉＳ米国株Ｈ、ＭＸ中国株投が新高値

　7日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比16.9％減の1680億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同18.3％減の1531億円だった。

　個別ではｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> 、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ上証５０連動型 <1309> 、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> など7銘柄が新高値。中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が9.35％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> が5.84％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.61％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.58％高、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が4.33％高と大幅な上昇。

　一方、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＥＳＧ <1498> は5.51％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> は4.65％安、金価格連動型上場投資信託 <1328> は3.82％安、上場日本高配当 <1698> は3.11％安、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> は3.07％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が126円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1019億2500万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金921億7600万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が268億9300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が64億4800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が60億3000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が42億3900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が23億2700万円の売買代金となった。

株探ニュース