ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金2632億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比65.9％増の2632億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同68.9％増の2497億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　機械 <1624> 、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> 、ＭＡＸＩＳトピックス上場投信 <1348> など10銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　金融 <1632> は5.16％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.80％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.44％安、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は4.42％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は4.26％安と大幅に下落。

　日経平均株価が264円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1868億700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1096億2400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が340億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が91億1200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が57億2600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が33億2700万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が18億8900万円の売買代金となった。

株探ニュース