ETF売買動向＝10日寄り付き、日経レバの売買代金は215億円と活況

　10日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比45.4％増の370億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同47.1％増の345億円となっている。

　個別ではダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> など11銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が7.75％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.85％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が3.21％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> は4.69％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が79円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金215億8800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金156億8100万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が41億7700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が31億5700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が10億4300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が8億9400万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が8億3800万円の売買代金となっている。

株探ニュース