ETF売買動向＝14日前引け、純金信託、ｉＦＳＰベが新高値

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.1％増の3080億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同27.4％増の2599億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2238> が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　レバレッジ <2237> 、ＭＡＸＩＳ　ＮＹダウ上場投信 <2241> 、ＭＡＸＩＳ　ＮＹダウ上場投信　（為替ヘッジあり） <2242> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ベア　ＥＴＮ <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.24％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が4.28％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> が3.60％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が3.10％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が3.08％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> は5.83％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.82％安、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> は5.61％安、グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> は4.95％安、ＮＥＸＴ　金融 <1632> は4.95％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が530円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1220億7400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金611億1100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が421億2000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が198億5500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が195億1100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が156億5200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が139億800万円の売買代金となった。

株探ニュース