ETF売買動向＝14日大引け、全銘柄の合計売買代金1725億円

　14日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比3.7％増の1725億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同3.2％増の1593億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> など38銘柄が新高値。ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　アルミニウム上場投資信託 <1692> が7.89％高、ＵＢＳ　先進国株 <1394> が6.55％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.33％高、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が4.04％高、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が3.85％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は5.01％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> は3.41％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が174円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1131億3100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1470億700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が215億1700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が70億2300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が54億1200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億2100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が24億8100万円の売買代金となった。

株探ニュース