ETF売買動向＝4日前引け、コスピベア、Ｈ株ベアが新高値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比36.9％減の916億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同36.1％減の876億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、上海株式指数・上証５０連動型上場投資信託 <1309> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、ＮＥＸＴ　機械 <1624> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が5.00％高、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が4.55％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は6.56％安、ＥＴＦＳ　ガソリン上場投資信託 <1691> は4.96％安、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> は3.23％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が161円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金550億7300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均688億8300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が130億2000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が98億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が36億4100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が15億1700万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が10億8700万円の売買代金となった。

株探ニュース