ETF売買動向＝8日前引け、野村建設資材、野村不動産が新高値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比20.8％減の1812億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同21.8％減の1469億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００　配当貴族 <2095> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、投資家経営者一心同体ＥＴＦ <2082> など25銘柄が新高値。上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> 、上場ファンドＪリート <1345> 、ＳＭＤＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数 <1398> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> など18銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が5.07％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　ＮＡＳＤＡＱ１００・カバード・コール <2865> は4.52％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> は3.38％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が336円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1004億9200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は1054億5700万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が79億6900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が74億7700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が68億5900万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が62億8600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が54億2100万円の売買代金となった。

株探ニュース