ETF売買動向＝7日前引け、大和ＲＥＩＴ、ＷＴエナジーが新高値

　7日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比7.9％減の1472億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.5％減の1212億円だった。

　個別ではＵＢＳ　スイス株 <1391> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、上場ファンドＪリート <1345> など28銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が3.88％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.66％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が3.36％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が64円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金588億6700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均677億5700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が140億5500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が130億800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が127億7500万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が106億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が51億5100万円の売買代金となった。

株探ニュース