ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金3070億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.2％減の3070億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同11.9％減の2761億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が新高値。日経４００インバース <1471> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.87％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は3.35％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> は3.33％安、上場インデックスファンド豪州リート <1555> は3.17％安、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は3.07％安と大幅に下落。

　日経平均株価が33円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1828億9600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2451億6500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が454億9600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が101億2000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が96億400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が71億600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が52億4700万円の売買代金となった。

株探ニュース