ETF売買動向＝18日前引け、ＴＰＸベア、純パラ信託が新高値

　18日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比57.7％増の1458億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同55.7％増の1374億円だった。

　個別では純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> が新高値。上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> 、ダイワＪＰＸ日経４００ <1599> 、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> など55銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.27％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.48％高、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が3.33％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は6.90％安、ＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> は6.67％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.87％安、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> は4.38％安、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> は3.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が264円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金892億4000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金882億5800万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が293億4500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が54億5500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が38億4200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が22億8800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億1900万円の売買代金となった。

株探ニュース