ETF売買動向＝21日前引け、野村銀行１７、日経高配５０が新高値

　21日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比176.8％増の3109億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同180.9％増の2759億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が新高値。グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００・カバード・コール <2868> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、グローバルＸ　自動運転＆ＥＶ <2867> など9銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が4.98％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が3.68％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が3.64％高、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2528> が3.18％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が3.06％高と大幅な上昇。

　一方、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> は5.17％安、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> は5.14％安、ｉシェアーズ　グリーンＪリート　ＥＴＦ <2852> は4.55％安、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> は3.60％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> は3.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が59円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1522億6800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金838億8400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が406億8600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が234億2100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が161億2500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が158億9000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が122億1500万円の売買代金となった。

株探ニュース