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スペースバリューホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 23319.76
高値 23365.36(09:00)
安値 23148.53(11:24)
大引け 23204.86(前日比 -451.76 、 -1.91% )
売買高 12億1971万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2246億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は一時500円超の下落、後半下げ渋るも大発会は波乱展開に
2.米国とイランとの対立激化で地政学リスクが意識されリスク回避ムード強い
3.原油市況の急騰や外国為替市場でのドル安・円高も主力株にネガティブ要因
4.東証1部の85%の銘柄が下落する状況ながら、防衛関連などは物色人気化
5.後場はやや下げ渋り、売買代金も昨年から数えて7営業日ぶり2兆円台乗せ
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは233ドル安と3日ぶりに反落した。イラン情勢の緊迫化と米ISM製造業景況感指数が市場予想に比べ悪化したことなどが嫌気された。
2020年の大発会となった東京市場では中東の地政学リスクが影響する形で波乱含みの展開となり、日経平均株価は一時500円を超える下げをみせた。
6日の東京市場は、米国とイランの対立激化による中東の地政学リスクが嫌気され、主力株をはじめ幅広く売られる展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が大きく下落したほか、外国為替市場で一時1ドル=107円台後半に円高が進み、これが主力輸出株などを中心にリスク回避の動きにつながった。米国と北朝鮮との非核化合意の白紙化などに対する懸念も取り沙汰されるなか、総じて買いが手控えられ、東証1部全体の85%の銘柄が値を下げる全面安に近い商状。ただ、後場に入ると外国為替市場で円高が一服したこともあって、下値を一段と売り込む動きとはならず、やや下げ渋る展開に。東証1部の売買代金は昨年から数えて7営業日ぶりに2兆円台を上回った。
個別では、トヨタ自動車<7203>が売られたほか、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が下落、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも下値を探った。ツナググループ・ホールディングス<6551>が急落、ペッパーフードサービス<3053>、ウィルグループ<6089>なども大きく売りに押される格好となった。
半面、キーエンス<6861>がしっかり、国際石油開発帝石<1605>も買い優勢。J.フロント リテイリング<3086>が商いを伴い高い。石川製作所<6208>、豊和工業<6203>など防衛関連株がストップ高となったほか、イノテック<9880>、サノヤスホールディングス<7022>、双信電機<6938>、ソリトンシステムズ<3040>なども物色人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は出光興産 <5019> 、Jフロント <3086> 、ソニー <6758> 、国際石開帝石 <1605> 、JXTG <5020> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約4円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、東エレク <8035> 、テルモ <4543> 、ファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約163円。
東証33業種のうち上昇は鉱業、石油石炭製品の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)不動産業、(2)電気機器、(3)卸売業、(4)建設業、(5)鉄鋼。一方、下落率の大きかった5業種は(1)海運業、(2)空運業、(3)水産・農林業、(4)食料品、(5)その他製品。
■個別材料株
△キャンディル <1446>
TOPIX組み入れ控え連動ファンドの買い需要先取り。
△アゼアス <3161> [東証2]
武漢の原因不明肺炎発生で思惑。
△テックファム <3625> [JQG]
ドコモ向け5G案件に期待。
△トスネット <4754> [JQ]
五輪イヤー年明けで物色人気再燃。
△倉元 <5216> [JQ]
CESに曲面マイクロLEDディスプレーを出展。
△報国鉄 <5542> [JQ]
低PERで低熱膨張合金やシームレスパイプ工具などに思惑。
△石川製 <6208> 、豊和工 <6203> 、細火工 <4274> [JQ]
中東の地政学リスクが株価刺激材料に。
△壽屋 <7809> [JQ]
「鬼滅の刃」関連としての物色人気継続。
△フジトミ <8740> [JQ]、第一商品 <8746> [JQ]
金相場上昇で思惑働く。
△両毛システム <9691> [JQ]
MaaS関連で急浮上し実質青空圏へ。
▼ネクスジェン <3842> [JQG]
東証が信用規制。
▼富士急 <9010>
第3四半期に投資有価証券評価損を計上。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)石川製 <6208> 、(2)豊和工 <6203> 、(3)東京計器 <7721> 、(4)鋳鉄管 <5612> 、(5)キャンディル <1446> 、(6)イノテック <9880> 、(7)サノヤスHD <7022> 、(8)スペースVH <1448> 、(9)TDCソフト <4687> 、(10)双信電機 <6938> 。
値下がり率上位10傑は(1)ツナグGHD <6551> 、(2)ベネフィJ <3934> 、(3)ペッパー <3053> 、(4)黒谷 <3168> 、(5)アグロカネシ <4955> 、(6)丸運 <9067> 、(7)ウィルG <6089> 、(8)サニーサイド <2180> 、(9)蝶理 <8014> 、(10)大倉工 <4221> 。
【大引け】
日経平均は前日比451.76円(1.91%)安の2万3204.86円。TOPIXは前日比23.87(1.39%)安の1697.49。出来高は概算で12億1971万株。東証1部の値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は1835となった。日経ジャスダック平均は3831.73円(5.85円安)。
[2020年1月6日]
株探ニュース
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