ETF売買動向＝16日寄り付き、日経レバの売買代金は115億円と低調

　16日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比80.6％減の191億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同80.6％減の173億円となっている。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ上証５０連動型 <1309> 、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> 、ＵＢＳ　スイス株 <1391> 、ダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> など11銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が3.79％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が3.78％高と大幅な上昇。

　一方、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> は3.45％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が45円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金115億6900万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均240億2400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が25億400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が7億4300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が5億4600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が4億9700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が3億4600万円の売買代金となっている。

株探ニュース