ETF売買動向＝27日大引け、全銘柄の合計売買代金1334億円

　27日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.8％減の1334億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同19.9％減の1100億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　日経平均高配当株５０指数連動型上場投信 <1489> 、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸ高配当４０指数 <1651> 、ＮＥＸＴ　野村日本株高配当 <1577> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳユーロ・ストックス５０指数 <2859> など10銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が4.61％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.79％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> が3.66％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が19円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金629億2400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均910億400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が138億2000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が98億5800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が70億7800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が51億2300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が40億7200万円の売買代金となった。

株探ニュース