ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1087億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.8％減の1087億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.3％減の999億円だった。

　個別ではＵＢＳ　米国株 <1393> 、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> 、日経３００上場投信 <1319> 、ＵＢＳ　欧州株 <1386> 、ダイワ電機・精密上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1642> など19銘柄が新高値。ダイワ小売上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1647> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　アルミニウム上場投資信託 <1692> が4.55％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は7.31％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が40円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金691億6100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1090億4800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が179億3100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が32億9500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が20億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億6600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億3500万円の売買代金となった。

株探ニュース