ETF売買動向＝11日前引け、Ｏｎｅ金が新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比9.1％減の1724億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同8.4％減の1556億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> が新高値。

　そのほか目立った値動きでは上場中国Ａ株パンダ <1322> が5.05％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.91％高、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> が4.83％高、ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> が4.51％高、ＮＥＸＴ　運輸・物流 <1628> が4.50％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は9.43％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.99％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が287円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金992億5700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金904億5900万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が309億1300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が54億8300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が53億8000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が49億400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が28億4400万円の売買代金となった。

株探ニュース