【売り】NTTドコモ<9437>戻りいっぱいからの反落予想です=マエストロの株式ボナセーラ

著者:熊谷亮
投稿:2015/11/16 08:37

【売り】NTTドコモ<9437>戻りいっぱいからの反落予想です

【説明】
 携帯電話キャリアでは国内最大手(シェア4割強)。NTTグループ中核で営業利益の5割超を稼ぐ。携帯電話サービス、国際電話サービス、衛星電話サービスの他、関連端末の販売を手掛ける。好財務。

 先週金曜日の日経平均株価終値は-100円の19,596円と調整開始となりました。
 週末の米NY株式市場は下落し、シカゴ平均株価先物も売られておりますので、月曜日は売り優勢で始まることが予想されます。

 日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。

 市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。

 NTTドコモ<9437>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。

 10月30日、2016年3月期の連結営業利益予想を前年比11.1%増の7100億円(前回予想6800億円)に上方修正しました。スマートフォン利用者の増加から動画などのコンテンツサービス収入が拡大、増益は4年ぶりとのことです。
 ただ、売上高に相当する営業収益予想は端末販売収入が減少するとみて、前年比2.4%増の4兆4900億円(前回予想4兆5100億円)に引き下げました。

 株価は、9月29日の安値1,961円から上昇を続け、週末金曜日は-40円の2,419円と一服の動きとなりました。
 一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。
熊谷亮
株式会社クマガイサポート 代表
配信元: 達人の予想

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