メガバンクが後場に入りマイナス転換、大手証券は「強気」堅持

　みずほＦＧ <8411> １６９　－３
　メガバンクの上値が抑えられている。後場に入り、マイナス転換した。ただ、野村證券では「大手行の業績回復傾向が確認できたこと、銀行株バリュエーションに割安感がある」ことから、銀行セクターに対する投資判断「強気」を継続したことが市場で注目されている。

　同證券では「銀行規制関連において徐々に不透明感が払拭されつつあること、内外でのイールドカーブ・スティープ化の傾向等が理由となって、銀行株がＴＯＰＩＸを５．０％アウトパフォームした」としている。三井住友ＦＧ <8316> と三菱ＵＦＪＦＧ <8306> をコア銘柄としているほか、みずほＦＧの投資判断を「２」から「１」に格上げ、住友信託銀行 <8403> と中央三井トラスト <8309> の投資判断を従来の「保留」から「１」に再格付けした。

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