ノンバンク、不動産株に買い集中、追加緩和思惑で「日銀プレー」再燃

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/01 13:49
 オリックス<8591.T>クレディセゾン<8253.T>などのノンバンクや、アコム<8572.T>アイフル<8515.T>などの消費者金融が軒並み高、それと競う格好で三井不動産<8801.T>三菱地所<8802.T>など不動産セクターにも買いが集中しており、業種別値上がり率で1位、2位を占めている。国内景気の改善に停滞感が漂う中、市場では「ブルームバーグで日銀の元副総裁岩田氏が追加緩和の必要性に言及したことが伝わり、これを受けて先物が急動意、個別売買でも日銀プレー(追加緩和思惑を絡めた短期筋のトレード)が再燃した」(国内準大手証券)という。追加緩和に伴い、ノンバンクや不動産セクターは調達資金コストが低減され収益面で恩恵が大きい。10月は6~7日と10月30日に日銀の金融政策決定会合が行われる予定で、「実際のところ(追加緩和の)可能性が高いとは言えないが、これまでの経緯でも明らかなように、インデックス商いを絡めそれを承知の上での短期売買」(同)が繰り広げられている。

三井不の株価は13時44分現在3438円(△175円)
三菱地所の株価は13時44分現在2563.5円(△128.0円)
オリックスの株価は13時44分現在1635.0円(△103.0円)
アコムの株価は13時44分現在631円(△22円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,518.0
(07/24)
-29.5
(-1.90%)
2,538.0
(07/24)
-77.0
(-2.94%)
3,449.0
(07/24)
-71.0
(-2.01%)
8572
425.2
(07/24)
-7.4
(-1.71%)
382.0
(07/24)
-5.0
(-1.29%)