値下がり銘柄1000超も市場エネルギーは豊富
27日の東京株式市場は為替のドル高・円安や上値指向を続ける欧米株に引っ張られ小幅ながら高値を更新した。
日経平均株価終値は、前日比12円15銭高の1万8797円94銭と続伸。東証1部の売買代金は3兆69億8000万円と2月12日以来の3兆円超えの大商いとなった。
ただ、東証1部の値上がり銘柄数は699にとどまった。これに対して値下がり銘柄数は1079(変わらずは82銘柄)で1000を大きく上回った。こうした地合いを見て市場関係者からは「きょうの日経平均は小幅続伸となったものの、実質的には“一服商状”同然の状態。しかし、それでも売買代金が3兆円を超える市場エネルギーの豊富さが、いまの上昇相場を支えている」との見方が出ていた。
27日の東証1部の売買代金上位銘柄を見ると、メガバンク3行をはじめ、オリックス<8591>、野村証券<8604>、大手不動産などが名を連ねており、今後の地価上昇などを感じ取ってのバリュー株投資の兆しが出はじめたということか。
日経平均株価終値は、前日比12円15銭高の1万8797円94銭と続伸。東証1部の売買代金は3兆69億8000万円と2月12日以来の3兆円超えの大商いとなった。
ただ、東証1部の値上がり銘柄数は699にとどまった。これに対して値下がり銘柄数は1079(変わらずは82銘柄)で1000を大きく上回った。こうした地合いを見て市場関係者からは「きょうの日経平均は小幅続伸となったものの、実質的には“一服商状”同然の状態。しかし、それでも売買代金が3兆円を超える市場エネルギーの豊富さが、いまの上昇相場を支えている」との見方が出ていた。
27日の東証1部の売買代金上位銘柄を見ると、メガバンク3行をはじめ、オリックス<8591>、野村証券<8604>、大手不動産などが名を連ねており、今後の地価上昇などを感じ取ってのバリュー株投資の兆しが出はじめたということか。