マーケットコンディション 先週末のドル円は118.48円で始まると東京時間早朝に118.82円まで買いが先行したが、その後はジリ安な展開となり118円前半で推移した。欧州時間に入ると、118円後半まで買戻しが入るも、下値を切り下げる展開となった。NY時間には、NYダウ平均先物や日経平均先物が下落すると118円を割込み117.54円まで売り込まれた。その後買戻しも入るが限定的となり、117.80円でクローズをむかえた。
ドル円、下値を探るか?! 今月のベントの一つであるギリシャ選挙だか反緊縮派が勝利し、円高圧力が強まりそうである。ECBのQE開始発表からユーロ安ドル高の流れに変化はないが、政局・経済不安となるとリスク回避の円買い(円高)になりやすくなる。『米国経済堅調要因(ドル買い)VS.ユーロ安・円買い』の綱引き構造となり、現状は、ドル円下向(下落)傾向とよむ。本日夕方からの欧州勢攻め方が流れを作りそうだが、本日は主だった米国指標発表がないことから株価の流れに反応しそうである。ギリシャ問題の値下がりが想定内のレベルであることを考えると、不安要素はあるが、116円までのリスクを取りながら、117円台前半の押目買いもわるくないとみる。
☆戦略 押目買いポイントレベル124.12(2007年6月の高値124.12)121.84(12/8の高値)121.08(135.14-75.57の76.4%)120.04(147.14-75.57の61.8%)119.06(101.50-110.09-105.17の161.8%)118.05(110.09-105.17の261.8%)117.91(121.84-105.17の23.6.8%)115.55(12/16の安値)115.48(121.84-105.17の61. 8%)115.46(11/17の安値)113.83(11/10の安値)113.76(101.50-110.09-105.17の100.0%)113.41(11/6の安値)注)本日の予想は1月26日9:50に寄稿したものです。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。