<話題の焦点>=可能性広がる、「ドローン」の注目度上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/17 11:47
 「ドローン」と呼ばれる無人(飛行)機への注目が高まっている。米連邦航空局が6月、「ドローン」と呼ばれる無人機の商業利用に正式認可を出した。それまで米国では、軍事用を除けば警察や学術研究などに利用を限ってきたが、まず、アラスカでの油田設備の調査飛行に飛ばす。さらに、米政府では2015年をメドに無人機の商業利用について安全性確保など規制を明確にする見通しで、本格的な活用が始まろうとしている。

 「ドローン」とは、小型の無人飛行機のことで、多くは複数のプロペラを持つヘリコプター方式の飛行物体のこと。ジャイロセンサーや加速度センサー、高度センサーなどを搭載しており、自動的に機体を安定させているため、スマートフォンやタブレットなどで操作できるのが特徴だ。

 4月には米グーグルが、ドローンを手掛ける米タイタン・エアロスペースを買収したと発表した。また、米アマゾン・ドットコムがドローンを使った荷物の無人配送を計画しているとも伝えられ、注目度が高まっている。

 下記の関連銘柄のほかにセンサー類、特に加速度センサーを手掛ける北陸電気工業<6989.T>古野電気<6814.T>、ジャイロセンサーを手掛ける住友精密工業<6355.T>などにも注目したい。

◆主なドローン関連銘柄

 銘柄<コード>      概要

ALSOK<2331.T>   ドローンを使ったメガソーラーの定期点検サービスを開始
イメージワン<2667.T>  独マイクロドローンズ社製の無人機の販売を手掛ける
モルフォ<3653.T>    日本原子力研究開発機構開発の無人機に動画手ブレ補正ソフトが採用
ソニー<6758.T>     イメージセンサー技術を活用し無人飛行機の実用化に向け開発と報道される
ヤマハ発<7272.T>    農薬散布などに用いられる産業用無人ヘリコプターを製造販売
セコム<9735.T>     ドローンを活用し商業施設で不審車の進入関知、追跡システムを開発


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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