ソフトバンクGは売り優勢に、ナスダック指数の連騰ストップと裁定解消売り圧力
ソフトバンクグループ<9984.T>はやや売り優勢の展開となっている。今月5日に全体相場の大波乱に巻き込まれ1400円を超える暴落をみせたものの、その後は立ち直り先物主導の裁定買いの後押しもあって戻り足を強めていた。株価は2日と5日に開けた2つのマドを埋める形で水準を戻しているが、足もと上昇一服感も出ており、きょうは持ち高調整の売りを誘発している。前日の米国株市場では同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>が値を下げたほか、同社と株価連動性の高いナスダック総合株価指数が9日ぶりに反落しており向かい風が強まった。また、きょうは日経平均株価も先物を絡め下値模索の動きにあることで、指数寄与度の高い同社株への裁定解消売り圧力なども意識されやすい状況にある。
出所:MINKABU PRESS
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