日経平均は急反発、買戻し優勢で過去最大の上昇幅

配信元:フィスコ
投稿:2024/08/06 15:30
*15:30JST 日経平均は急反発、買戻し優勢で過去最大の上昇幅 5日の米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は1033.99ドル安(-2.60%)の38703.27ドル、ナスダックは576.08ポイント安(-3.43%)の16200.08、S&P500は160.23ポイント安(-3.00%)の5186.33で取引を終了した。弱い7月雇用統計を受けた景気後退入り懸念に伴う売りが継続し、寄り付き後、下落。加えて世界株安で投資家心理が急速に悪化し、手仕舞い売りも加速したと見られ、終日、売りが先行した。ハイテクも売られ、戻り鈍く終盤にかけ再び売りが加速し終了。

米国株は大幅安となったが、前日の東京市場で米株下落は織り込まれていたことから、東京市場は大幅反発で取引を開始した。多くの銘柄が買い気配スタートとなるなか、日経平均は上げ幅を一気に拡大。為替が1ドル146円台、長期金利の指標となる10年国債利回りは0.950%まで一時値を戻すなど、為替、金利市場が落ち着きを取り戻したことから、日経平均は一時34911.80円まで上昇し、終値ベースでは過去最大の上昇幅となった。なお、プライム市場の売買代金は連日で7兆円超え。

大引けの日経平均は前日比3217.04円高(+10.23%)の34675.46円となった。東証プライム市場の売買高は34億8088万株。売買代金は7兆7500億円。全業種が下落したなか、海運業、ゴム製品、その他金融業、保険業、精密機器の上昇が目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は95.6%、対して値下がり銘柄は3.8%となっている。

日経平均採用銘柄では、第1四半期決算が評価されて日本製鋼所<5631>がストップ高となったほか、キッコーマン<2801>オリックス<8591>富士電機<6504>もストップ高。このほか、三菱重工<7011>キーエンス<6861>大林組<1802>ルネサスエレクトロニクス<6723>、荏原製作所<6361>東京エレクトロン<8035>、TDK<6762>日東電工<6988>アドバンテスト<6857>などが大幅反発となった。

一方、4-6月期純利益が市場予想に届かなかったことから味の素<2802>が下落したほか、川崎重工<7012>、ヤマトHD<9064>、JFEホールディングス<5411>、三井住友FG
<8316>コニカミノルタ<4902>などが売られ、日経平均採用銘柄は10銘柄のみ下落した。
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配信元: フィスコ

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銘柄名称 株価 前日比
1802
1,822.5
(09/13)
-19.5
(-1.05%)
1,596.5
(09/13)
-18.0
(-1.11%)
2802
5,285.0
(09/13)
-198.0
(-3.61%)
405.2
(09/13)
-11.6
(-2.78%)
1,858.0
(09/13)
+4.5
(+0.24%)
4,237.0
(09/13)
+49.0
(+1.17%)
6361
1,980.0
(09/13)
+77.5
(+4.07%)
7,944.0
(09/13)
+15.0
(+0.18%)
2,106.0
(09/13)
-10.0
(-0.47%)
6762
8,969.0
(09/13)
-156.0
(-1.70%)
6,375.0
(09/13)
+82.0
(+1.30%)
66,050.0
(09/13)
+170.0
(+0.25%)
11,755.0
(09/13)
+250.0
(+2.17%)
1,774.5
(09/13)
+41.0
(+2.36%)
4,918.0
(09/13)
+333.0
(+7.26%)
23,680.0
(09/13)
+400.0
(+1.71%)
8,982.0
(09/13)
-69.0
(-0.76%)
3,409.0
(09/13)
-42.0
(-1.21%)
1,620.0
(09/13)
-3.5
(-0.21%)

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