東エレクが3連騰でボックス圏離脱、米半導体株高に追随し日経平均押し上げに寄与◇

東エレクが3連騰でボックス圏離脱、米半導体株高に追随し日経平均押し上げに寄与◇  東京エレクトロン<8035.T>が3連騰で4月17日以来となる3万8000円台を回復、ボックス圏もみ合いを上に抜け、戻り足を急速に強めている。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数やS&P500指数などと歩調を合わせ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅高で史上最高値を更新した。画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディア<NVDA>のほか、メモリー製造大手のマイクロン・テクノロジー<MU>などが4%高と値を飛ばし、市場センチメントを強気に傾けている。また、前日発表された半導体受託生産世界最大手のTSMC<TSM>の6月売上高が前年同月比33%増と好調だったこともポジティブ材料視されている。この流れを受け、東京市場でも半導体主力株に上値を見込んだ買いが流入している。そのなか東エレクは日経平均構成比率で、ファーストリテイリング<9983.T>に次ぐ2位に位置するなど指数への影響度が大きく、ここ最近の日経平均急騰の原動力として存在感を放っている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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