後場の日経平均は304円安でスタート、日本製鉄や神戸鋼などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2024/02/29 13:00
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38903.06;-304.97TOPIX;2656.21;-18.74


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比304.97円安の38903.06円と、前引け(38953.49円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38890円-39000円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.80-90円と午前9時頃から80銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後は堅調で1.0%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は取引開始後に上昇する場面があったが伸び悩み、前日終値近辺で推移している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。前場に引き続き、日銀による金融政策の早期正常化が意識され、株価の重しとなっているもよう。一方、引き続き相場の先高観は強く、下値では買いが入りやすいようだ。

 セクターでは、電気・ガス業、鉄鋼、パルプ・紙が下落率上位となっている一方、海運業、小売業、精密機器が上昇率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、東電力HD<9501>、DeNA<2432>、イビデン<
4062>、神戸鋼<5406>味の素<2802>ルネサス<6723>日本製鉄<5401>三菱電<6503>、ソフトバンクG<9984>、ウエルシアHD<3141>が下落。一方、あおぞら銀行<8304>、7&iHD<3382>、マイクロニクス<6871>、川崎船<9107>、TOWA<6315>、HOYA<7741>ディスコ<6146>楽天グループ<4755>郵船<9101>、MS&AD<8725>が上昇している。
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