日経平均は大幅反発、半導体株がけん引し38100円台まで上昇

配信元:フィスコ
投稿:2024/02/15 15:30
*15:30JST 日経平均は大幅反発、半導体株がけん引し38100円台まで上昇 14日の米国株式市場は反発。ダウ平均は151.52ドル高(+0.40%)の38424.27ドル、ナスダックは203.55ポイント高(+1.30%)の15859.15、S&P500は47.45ポイント高
(+0.96%)の5000.62で取引を終了した。13日の大幅下落の反動で寄り付き後から上昇。ボストン連銀の前総裁が1月消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応が行き過ぎとの見解を示したほか、イエレン財務長官や、グールズビー・シカゴ連銀総裁がインフレ2%目標回帰の道筋にあることに変わりはない、と表明したため利下げ期待の再燃で相場は終日底堅く推移した。特に、金利先安感にハイテクが買い戻され、相場を支援し終盤にかけて上昇幅を拡大し終了。

米国株の反発を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の大幅反発が影響して、半導体関連が上昇。値がさ銘柄が強い動きを示したこともあり、日経平均は38000円台を回復した。買い一巡後は38000円水準でのもみ合いとなる場面も見られたが、決算関連銘柄を中心に買い意欲は強く、38100円台と本日の高値圏で取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比454.62円高(+1.21%)の38157.94円となった。東証プライム市場の売買高は20億1041万株、売買代金は5兆4919億円だった。セクター別では、保険業、機械、石油・石炭製品、ゴム製品、不動産業などが上昇した一方、鉱業、パルプ・紙、繊維製品、その他製品、陸運業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は30%、対して値下がり銘柄は66%となっている。

日経平均採用銘柄では、携帯事業の赤字縮小が確認できたことから楽天グループ<4755>が一時ストップ高となったほか、荏原製作所<6361>は決算が材料視されてストップ高。また、SOMPOホールディングス<8630>が株式分割を材料に買い優勢となった。
このほか、MS&AD<8725>、住友重機械<6302>、レゾナックHD<4004>クボタ<6326>日東電工<6988>、スクリーンHD<7735>東エレク<8035>が買い優勢となった。

一方、決算がネガティブ視されて、バンダイナムコHD<7832>、TOPPANホールディングス<7911>ソニーグループ<6758>サッポロホールディングス<2501>が売り優勢となった。日経平均採用以外では、エイチワン<5989>が決算発表が嫌気されてストップ安比例配分となった。
<FA>
配信元: フィスコ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
7,517.0
(12:49)
+87.0
(+1.17%)
3,085.0
(12:49)
+79.0
(+2.62%)
926.0
(12:49)
-2.7
(-0.30%)
865.0
(12:48)
+15.0
(+1.76%)
3,286.0
(12:49)
+40.0
(+1.23%)
6326
1,984.0
(12:49)
-2.5
(-0.12%)
6361
1,925.5
(12:49)
+219.0
(+12.83%)
13,325.0
(12:49)
+165.0
(+1.25%)
11,385.0
(12:49)
+380.0
(+3.45%)
9,918.0
(12:49)
+268.0
(+2.77%)
3,229.0
(12:49)
+58.0
(+1.82%)
4,255.0
(12:49)
+109.0
(+2.62%)
23,190.0
(12:49)
+980.0
(+4.41%)
3,261.0
(12:49)
+53.0
(+1.65%)
3,207.0
(12:49)
+83.0
(+2.65%)