「半導体」が首位、TSMC24年2割増収見通し受け米SOXは急伸<注目テーマ>

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/01/19 12:22
「半導体」が首位、TSMC24年2割増収見通し受け米SOXは急伸<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10
1 半導体
2 半導体製造装置
3 人工知能
4 生成AI
5 半導体商社
6 TOPIXコア30
7 復興関連
8 JPX日経400
9 円高メリット
10 インド関連

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が首位となっている。

 18日の米国市場ではエヌビディア<NVDA>が過去最高値を更新したほか、アプライド・マテリアルズ<AMAT>やアーム・ホールディングス<ARM>など半導体関連株が軒並み高となり、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率は3%を超えた。きっかけとなったのは、18日発表の台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>の決算内容だ。23年10~12月期決算は減益となったものの市場予想を上回った。更に決算会見では、24年12月期の増収率について2割台前半となる見通しが示されたほか、AI関連の需要獲得についても強い自信をみせた。

 スマートフォンなど最終製品の需要鈍化への警戒感から、半導体市場に関しては先行きに慎重な見方が少なくなかったが、半導体生産受託最大手が示した予測はポジティブ・サプライズとして受け止められたようだ。TSMCの会見では熊本工場での量産について、予定通り24年10~12月期中に開始する方針も示され、こちらも投資家に安心感をもたらしている。

 米国市場と同様に、19日の東京市場でも半導体関連株に買い注文が集まっている。レーザーテック<6920.T>アドバンテスト<6857.T>東京エレクトロン<8035.T>が上昇指向を強め、ルネサスエレクトロニクス<6723.T>やローム<6963.T>も上伸。SUMCO<3436.T>やAIメカテック<6227.T>、東京応化工業<4186.T>が大きく水準を切り上げ、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>や日本マイクロニクス<6871.T>も堅調に推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,276.0
(11/19)
+6.0
(+0.47%)
3,553.0
(11/19)
+18.0
(+0.50%)
2,341.0
(11/19)
-13.0
(-0.55%)
2,341.5
(11/19)
-66.5
(-2.76%)
2,041.0
(11/19)
+43.0
(+2.15%)
9,437.0
(11/19)
+337.0
(+3.70%)
3,725.0
(11/19)
-30.0
(-0.79%)
17,390.0
(11/19)
-310.0
(-1.75%)
6963
1,459.0
(11/19)
+10.5
(+0.72%)
22,000.0
(11/19)
+55.0
(+0.25%)