ETF売買動向＝27日大引け、全銘柄の合計売買代金1952億円

　27日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比6.8％増の1952億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同5.8％増の1593億円だった。

　個別では東証スタンダードＴＯＰ２０ＥＴＦ <1551> 、ＭＡＸＩＳ　ＮＹダウ上場投信 <2241> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> 、スマートＥＳＧ３０総合（ネットリターン） <2071> など13銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ上証５０連動型 <1309> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＪＰＸ日経４００ダブル <1466> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> は3.38％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は3.09％安、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> は3.04％安と大幅に下落。

　日経平均株価が177円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金991億9300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は994億3600万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が99億7400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が92億8900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が90億9600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が89億8400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が78億7700万円の売買代金となった。

株探ニュース