後場の日経平均は122円安でスタート、東電力HDや日本郵政などが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/09/22 12:53
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32448.58;-122.45TOPIX;2371.79;-11.62


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比122.45円安の32448.58円と、前引け(32287.46円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32080円-32280円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=148.10-20円と午前9時頃から50銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は下げる場面もあったがその後は底堅く推移し0.6%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に上げに転じ1.2%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日銀が今日まで開いた金融政策決定会合で大規模緩和の維持を決めたことを受け、市場では金融政策への不透明感が和らぎ、買い安心感が先行しているようだ。また、朝方はやや軟調だったダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数が底堅い動きとなっていることも東京市場の株価支援要因となっているもよう。
一方、今日の取引終了後には植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして引き続き積極的な買いを見送る向きもあるようだ。

 セクターでは、海運業、電気・ガス業、非鉄金属が下落率上位となっている一方、鉱業、空運業、不動産業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、東電力HD<9501>、川崎船<9107>郵船<9101>商船三井<9104>、JFE
<5411>丸紅<8002>三井物<8031>ダイキン<6367>三菱商<8058>日本郵政<6178>が下落。一方、ネクステージ<3186>レーザーテック<6920>ニデック<6594>、INPEX<1605>、HOYA<7741>、OLC<4661>ルネサス<6723>アドバンテスト<6857>トヨタ<7203>ディスコ<6146>が上昇している。

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