後場の日経平均は675円安でスタート、ゼンショーHDやM&Aセンターなどが下落

配信元:フィスコ
投稿:2023/08/02 13:08
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32800.64;-675.94TOPIX;2310.45;-26.91


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比675.94円安の32800.64円と、前引け(32861.29円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32690円-32800円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=143.20-30円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏の推移で0.7%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後も軟調で2.1%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べ売りが先行して始まった。前場の日経平均が心理的な節目とされる33000円を割り込んだことから、目先、調整局面入りとの見方があった。また、ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数などが軟調なことも、東京市場の株価の重しとなっている。一方、32700円台に位置する日経平均25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの下値は限定的との見方もあるようだ。

セクターでは、保険業、証券商品先物、電気・ガス業が下落率上位となっている一方、非鉄金属、輸送用機器、鉱業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ゼンショーHD<7550>野村<8604>、日本M&A<2127>東京海上<8766>、東電力HD<9501>、SOMPO<8630>アドバンテスト<6857>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>東エレク<8035>が下落。一方、トヨタ<7203>キーエンス<6861>コマツ<6301>、三菱UFJ<8306>が上昇している。

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