後場の日経平均は170円高でスタート、マキタやソシオネクストなどが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2023/08/01 13:16
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33342.23;+170.01TOPIX;2331.66;+9.10


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比170.01円高の33342.23円と、前引け(33418.53円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33300円-33380円のレンジでもみ合い急落。ドル・円は1ドル=142.60-70円と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で推移している一方、香港ハンセン指数は一時1.2%ほど上昇した後に伸び悩み0.2%ほど上昇している。後場の東京市場は、前引けに比べやや売りが先行して始まった。日経平均が昨日400円を超す上げとなったこともあり、上値では利益確定売りが出やすいもよう。また、今日午後に、トヨタ<7203>が4-6月期決算発表を予定しており、これを確認したいとして積極的な売買を手控える向きもある。一方、朝方に比べさらに円安・ドル高が進んでいることが、輸出株などの株価支援要因となっているようだ。

 セクターでは、電気・ガス業、海運業、鉄鋼が上昇率上位となっている一方、銀行業、サービス業、その他製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、マキタ<6586>ソシオネクスト<6526>、日特殊陶<5334>商船三井<9104>ディスコ<6146>、東電力HD<9501>村田製<6981>、塩野義薬<4507>日産自<7201>、川崎船<9107>が高い。一方、三菱電<6503>双日<2768>、キーエンス<
6861>、日本M&A<2127>、りそなHD<8308>ファナック<6954>、パナHD<6752>、三井住友<8316>、JT<2914>、OLC<4661>が下落している。

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