東京株式(大引け)=26円高、朝高後に値を消すもプラス圏は維持

大引けの日経平均株価は前営業日比26円55銭高の2万8620円07銭と小幅続伸。プライム市場の売買高概算は9億6206万株、売買代金概算は2兆3472億円。値上がり銘柄数は1079、対して値下がり銘柄数は666、変わらずは91銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方から買い優勢の展開で、日経平均は寄り後早々に200円以上高い場面があったが、その後は上値の重さが露呈した。前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて軟調だったほか、米国株市場でもNYダウは上昇したものの、ナスダック総合株価指数は安く引けるなどちぐはぐな値動きとなり、東京市場でも方向感がつかみにくかった。米地銀のファースト・リパブリック・バンク<FRC>が1~3月期に巨額の預金流出が発生したことを明らかにし、時間外で大きく売られたこともあって、市場のセンチメントを冷やす形となった。ただ、後場は日経平均が上げ幅を一貫して縮小させたものの、プラス圏は維持した状態で取引を終えている。値上がり銘柄数はプライム市場の約6割を占めた。
個別では、ニデック<6594.T>が大商いで堅調、任天堂<7974.T>もしっかり。NTT<9432.T>が頑強な値動きを示したほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクも買いが優勢だった。キーエンス<6861.T>、アドバンテスト<6857.T>が上昇し、三菱電機<6503.T>なども高い。東名<4439.T>が大幅続伸で値上がり率トップ、明星工業<1976.T>も値を飛ばした。乃村工藝社<9716.T>も物色人気に。
半面、レーザーテック<6920.T>が冴えず、日本製鉄<5401.T>が大きく値を下げたほか鉄鋼株の下落が目立った。日立製作所<6501.T>が軟調、楽天銀行<5838.T>は大幅安となった。北の達人コーポレーション<2930.T>、Sansan<4443.T>なども下値を探った。TOKYO BASE<3415.T>が安く、FOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>なども売られた。
出所:MINKABU PRESS
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