東海理、今期経常を36％上方修正

　東海理化電機製作所 <6995> [東証Ｐ] が10月27日後場(14:40)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比46.0％増の119億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→150億円(前期は155億円)に36.4％上方修正し、減益率が29.3％減→3.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比58.4％減の30.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比9.3倍の78億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.5％→3.3％に改善した。

株探ニュース