東京株式（前引け）＝１６８円高、一時２万７０００円に接近も上値重い

　２７日前引けの日経平均株価は前日比１６８円００銭高の２万６７７２円８４銭。前場のプライム市場の売買高概算は５億９９０８万株、売買代金は１兆６１９９億円。値上がり銘柄数は１０１８、値下がり銘柄数は７３９、変わらずは８０銘柄だった。

　日経平均株価は上昇。前日の米株式市場の大幅高を受け、買い先行でスタート。朝方、一時４００円近い上昇となり２万７０００円に迫ったが、上値は重く買い一巡後は伸び悩んだ。海運や空運株が高く、半導体製造装置関連株なども上昇した。

　個別銘柄では、株式分割を発表した日本郵船<9101.T>が急伸し、川崎汽船<9107.T>や商船三井<9104.T>が買われた。日本航空<9201.T>やＡＮＡホールディングス<9202.T>もしっかり。レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>も値を上げ、ソフトバンクグループ<9984.T>やソニーグループ<6758.T>が高い。半面、任天堂<7974.T>やキーエンス<6861.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が安く、エムスリー<2413.T>やベイカレント・コンサルティング<6532.T>が売られた。

出所：MINKABU PRESS