米国株、日本株が再度下落し始めました。
本日19日の日経平均は一時、前日比-761円まで急落しました。ここのところコツコツと戻していた日本株ですが、上昇分のほとんどが帳消しになった形です。
株価が下落した要因は根強く存在する「米国の景気悪化懸念」です。米国においてインフレが加速し、その結果、個人消費が冷え込む可能性が高まり、モノが売れなくなり景気悪化するのではないかという見方が強まったことで株価が下落しています。
日本株に関してはほぼ米国株に連動する動きとなっており、目先、米国株が上がるか?下がるか?で日本株の動きも決まってきそうです。
仮に直近の安値である、
米ダウ指数 31228.22ドル
米ナスダック指数 11108.76ポイント
の水準を米国株が下回ってくると、日本株も再暴落の可能性があるでしょう。
その場合、日経平均株価の下値の目安としては
第一段階:直近の安値 25688円
第二段階:3月の安値 24681円
第三段階:20年10月の安値 22948円
あたりが視野に入ってきそうです。
さすがにすぐに第三段階まで下がる可能性はほとんどないとは思いますが、第一段階の25688円を下回ってくると、第二段階の24681円くらいまで下がることは可能性としてはあるかなと考えています。
いずれにせよ、今の日本株全体で見ればほぼ米国株と連動する流れが続いています。米国ダウ指数、米国ナスダック指数が直近の安値を下回ってくれば、今の金融引き締め局面においては株価が急落する可能性もありそうです。
当面日本株は上がったり下がったりを繰り返しそうですが、基本的にはまだ下落トレンドにあります。過度に楽観視せずに、株価の急落時のリバウンドを狙った逆張り戦略に注力するのもアリかもしれません。
引き続き、リスクの高い局面が続きます。過度に大きなリスクを取ることだけは絶対に避けておいてくださいね。
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