15日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比107円高の3万8642円と4日ぶりに反発した。前日のNYダウは207ドル安と反落したが、日経平均株価は前日までの3日間で1000円近い下落となっており、値頃感からの買いが台頭した。また、為替は一時1ドル=156円後半まで円安が進行したことから、輸出関連株などが買われた。9月下旬の自民党総裁選から10月の衆院選、11月5日の米大統領選と政治のビッグイベントが続き、この間に日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)、そして中間決算があり、この1カ月強は市場が注視するニュースフローが途切れることなく続いた。15日に決算発表は一巡し、今秋に予定されたビッグイベントはほぼ終了しつつあるが、最後に残されたのが20日に予定されているエヌビディア<NVDA>の決算発表だ。
いまや世界の株式市場で時価総額トップに立つまでに成長したエヌビディアの決算は、日本はもちろん世界の市場を動かすことになる。半導体関連株が大きなウエートを占める東京市場にとっては尚更だ。同社の8~10月期決算は、市場では売上高、利益ともに8割近い大幅増が予想されているようだ。前回8月の決算発表時では5~7月期は大幅な増収を達成したが、投資家の期待が過剰だったこともあり株価は下落している。
20日に発表される決算は8~10月期の実績はもちろんとして、次世代AI半導体「ブラックウェル」の需要が注目されている。春先までのように、エヌビディアが好決算を発表すれば半導体関連株が軒並み買われるという地合いではない。しかし、足もとの円安もありエヌビディアが好決算を発表すれば、東京市場には追い風となる。師走相場も間近に迫るなか、同社の決算が年末高に向けて号砲となるかが、関心を集めている。
来週のイベントでは、海外では18日に米11月NAHB住宅市場指数、19日に米10月住宅着工件数、21日に米11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米10月中古住宅販売件数、22日に米11月S&Pグローバル米国製造業PMIが発表される。19日にウォルマート<WMT>、キーサイト・テクノロジー<KEYS>、20日にパロ・アルト・ネットワークス<PANW>、スノーフレイク<SNOW>、21日にディア<DE>、ギャップ<GPS>が決算発表を行う。
国内では、18日に9月機械受注、20日に10月貿易統計、10月訪日外客数、22日に10月消費者物価指数(CPI)が発表される。19日に東京海上ホールディングス<8766.T>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>、SOMPOホールディングス<8630.T>が決算を発表する。22日にガーデン<274A.T>がスタンダード市場に新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは、3万8200~3万9400円前後。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
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