新興市場銘柄ダイジェスト:すららネットは大幅に3日ぶり反発、イルグルムがストップ安

配信元:フィスコ
投稿:2022/05/09 17:23
<3914> JIGーSAW 5000 -170
大幅に続落。22年12月期第1四半期(22年1-3月)の営業利益を前年同期比59.5%増の1.68億円と発表している。データコントロール事業で月額課金案件の受注獲得を推し進め、月額課金売上が1.19億円増加した。また、視覚再生プロジェクトではEU全域で特許査定を正式に受領し、実用化が進捗しているという。通期予想は非開示。朝方は好業績を受けて買いが先行したが、その後は利益確定売りが優勢となっている。

<6193> バーチャレク 1050 +64
大幅に3日続伸。大型連休の谷間の2日にグループ会社が「育成型DX人材サービス」の提供を開始すると発表したことが引き続き買い材料視されている。顧客管理ソリューション「Salesforce」を扱う人材育成に取り組み、DXの実行・運用が担える人材を企業に提供する。同日にグループのタイムインターメディア(東京都新宿区)が、日本文書情報マネジメント協会機関誌「IM」のDX特集に取り上げられたことも評価されているようだ。

<6027> 弁護士コム 3280 -10
もみ合い。2日に自社のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」が東京都の電子契約サービス導入支援に参画すると発表しており、改めて材料視されているようだ。東京都は契約締結事務での事業者の利便性向上や業務負担軽減とともに、事務の効率化などを実現させる狙い。弁護士ドットコムのセールスパートナーであるNEC<6701>が導入支援業務を受注している。

<4579> ラクオリア創薬 749 -26
買い先行後、伸び悩み続落。韓国のHKイノエン社に導出した胃食道逆流症治療薬tegoprazanについて、中国のサブライセンス先であるLuoxin社が同国での販売を開始したと発表している。ラクオリア創薬はHKイノエン社から開発マイルストン2億円を受領し、22年12月期第2四半期に計上する。また、tegoprazanの新たな剤形である口腔内崩壊錠の韓国での販売を開始したことも明らかにしている。

<3690> イルグルム 757 -150
ストップ安で年初来安値更新。22年9月期の営業利益を従来予想の4.70億円から3.40億円(前期実績3.65億円)に下方修正している。マーケティングプラットフォーム事業の主力サービス「アドエビス」の新規獲得が想定を下回っているため。商流プラットフォーム事業の「EC-CUBE」で利益率の高い決済手数料収入が予想を下回っていることも利益を圧迫する見通し。併せて期末配当予想を7.50円から7.00円(前期末実績5.20円)に減額修正した。

<3998> すららネット 1104 +93
大幅に3日ぶり反発。22年12月期第1四半期(22年1-3月)の営業利益を2.31億円と発表している。前年同期比増減率は非開示。AI×アダプティブラーニング教材の高校生版で「古文・漢文」などを新たにリリースした。また、経済産業省「未来の教室」実証事業に採択されたほか、アジア開発銀行のパイロット事業に参画した。通期予想は4.76億円で維持した。進捗率は48.5%に達しており、第1四半期の好調なスタートが評価されているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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