後場の日経平均は494円安でスタート、トヨタ自やブリヂストンが下落

配信元:フィスコ
投稿:2022/03/02 12:51
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26349.85;-494.87TOPIX;1862.98;-34.19


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比494.87円安の26349.85円と、前引け(26341.95円)からほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の225先物は26270円~26380円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=115.00-10円と朝方から20銭程円安水準での動き。アジア市況は総じて軟調で、上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って下落。ハンセン指数の下落率は1%を超えている。ウクライナ情勢を巡る混乱長期化や資源価格高騰を通じた実体経済への影響など懸念要素はくすぶるものの、今晩のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の下院金融サービス委員会での議会証言を控え、金融引き締めペース後退に期待する向きもいるもよう。こうした期待もあり、後場の日経平均は前引けから下げ渋ってスタートすると、その後もやや下げ幅を縮める動きが見られている。

 セクター別ではゴム製品、保険業、輸送用機器などが下落率上位に並んでいる一方、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、トヨタ自<7203>ブリヂストン<5108>レーザーテック<6920>東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>ソニーG<6758>キーエンス<6861>ベイカレント<6532>日立<6501>エムスリー<2413>マネックスG<8698>などが大きく下落。一方、郵船<9101>、INPEX<1605>三菱商事<8058>住友鉱<5713>などが上昇している。
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