28日の株式相場見通し=大幅反落か、中国リスク意識され売り優勢
28日の東京株式市場は、新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大や不安定なアジア株市場を横目に神経質な地合いが想定され、日経平均は大きく反落に転じる可能性が高い。ここ中国株が下落基調にあるほか、香港株市場が連日で波乱展開となっており、きょうも両市場を含めたアジア株の動向に市場のセンチメントが左右されることになりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株指数が揃って反落した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の下げが顕著だった。中国政府によるネット企業や教育関連企業に対する規制強化の動きが米国株市場でも警戒されている。東京市場では、前週末から日経平均が戻り足をみせていたが、米国株高が拠りどころとなっていただけに、きょうは売りに押される展開が想定される。日本時間あす未明に判明するFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見の内容を確認したいとの思惑から押し目買いの動きも限定的となりそうだ。
27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比85ドル79セント安の3万5058ドル52セントと6日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は180.137ポイント安の1万4660.576だった。
日程面では、日銀金融政策決定会合の主な意見(7月15~16日開催分)、5月の景気動向指数改定値など。また、東証マザーズ市場にブレインズテクノロジー<4075.T>が新規上場する。海外では、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見など。なお、タイ市場は休場となる。
出所:MINKABU PRESS
27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比85ドル79セント安の3万5058ドル52セントと6日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は180.137ポイント安の1万4660.576だった。
日程面では、日銀金融政策決定会合の主な意見(7月15~16日開催分)、5月の景気動向指数改定値など。また、東証マザーズ市場にブレインズテクノロジー<4075.T>が新規上場する。海外では、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見など。なお、タイ市場は休場となる。
出所:MINKABU PRESS
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