ダウ平均は3日続落 FOMCの結果待ちの雰囲気続く オラクルが下落=米国株序盤

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/06/16 23:16
NY株式16日(NY時間10:00)
ダウ平均   34254.74(-44.59 -0.13%)
ナスダック   14112.10(+39.24 +0.28%)
CME日経平均先物 29290(大証終比:+40 +0.14%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に3日続落。午後のFOMCの結果発表前に全体的に様子見気分が広がっている。今回はFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)が公表されるが、今回は23年末までに利上げに修正になるとみられている。ただ、そのこと自体は織り込み済みで、注目は2022年が何人いるのかという点になっているのかもしれない。

 FRBの慎重姿勢が後退することはないとも見られているが、パウエル議長が会見で資産購入ペース縮小について議論し始めたこと認めるとの見方も出ている。しかし、それには、FRBの目標に向けて経済が更に前進することを条件とするという。

 市場の一部からはパウエルFRB議長のこれまでのキャリアの中で最も重要なFOMCとなるとの声も聞かれる。タカ派な雰囲気を強めれば、最高値圏にある株式市場の調整の引き金を引きかねないという。

 銀行やエネルギー、産業が下落して始まっている一方、IT・ハイテクは買いが優勢。ナスダックは上昇して始まっている。

 個別にオラクルが下落。前日引け後に決算を発表しており、底堅い内容だったものの、同社のクラウド事業に期待感を高めていた投資家にとっては、更なる株価上値追いには不十分との受け止めのようだ。

オラクル 76.39(-5.25 -6.43%)

アルファベット(C) 2521.52(+0.86 +0.03%)
フェイスブック 336.19(-0.56 -0.17%)
ネットフリックス 494.14(+2.24 +0.46%)
テスラ 598.51(-0.86 -0.14%)
アマゾン 3405.22(+22.09 +0.65%)
エヌビディア 717.53(+5.99 +0.84%)
ツイッター 60.94(+0.71 +1.18%)

ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス 401.74(+1.46 +0.36%)
メルク 77.13(+1.43 +1.89%)
マクドナルド 236.73(+0.38 +0.16%) 
マイクロソフト  260.09(+1.73 +0.67%)
ホームデポ 305.28(-1.17 -0.38%)
ボーイング 243.83(-2.71 -1.10%) 
ベライゾン 57.09(-0.21 -0.36%)
ビザ 232.07(-0.91 -0.39%) 
ハネウェル  221.34(-1.16 -0.52%) 
ナイキ 130.14(-0.15 -0.12%)
トラベラーズ  154.31(-0.31 -0.20%)
ディズニー 175.62(-0.24 -0.14%) 
ダウ・インク 66.12(-1.10 -1.64%)
セールスフォース  243.54(+0.96 +0.40%) 
シスコシステムズ 53.75(-0.04 -0.07%)
シェブロン 109.56(-0.74 -0.67%) 
コカ・コーラ 55.23(-0.18 -0.32%) 
ゴールドマン  368.12(-3.18 -0.86%)
キャタピラー  217.21(-2.25 -1.03%) 
ウォルマート 139.63(-0.37 -0.26%)
ウォルグリーン 53.83(-0.39 -0.72%) 
インテル 58.10(+0.11 +0.19%)
アメックス 165.57(-0.70 -0.42%) 
アムジェン 243.50(+3.62 +1.51%)
アップル  130.59(+0.95 +0.73%)
P&G 135.18(+0.53 +0.39%)
JPモルガン 153.46(-1.72 -1.11%)
J&J 165.37(+0.88 +0.53%)
IBM 148.35(-1.01 -0.68%)
3M 199.78(-0.83 -0.41%) 

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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