ETF売買動向＝28日前引け、野村ＳＰＨ無、ＵＢＳ欧州株が新高値

　28日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比15.3％増の834億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.6％増の674億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> 、ＵＢＳ　スイス株 <1391> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> など22銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は4.44％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> は3.91％安と大幅に下落。

　日経平均株価が110円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金370億3100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均546億8900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が104億9100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が63億300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が36億9500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が30億2300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が27億3300万円の売買代金となった。

株探ニュース