前引け:米株安直撃で全面安、失業率改善は材料視されず

配信元:メルトレ
投稿:2010/01/29 12:08
 前引けの日経平均株価は162.13円安の10252.16円、TOPIXは8.29ポイント安の906.03ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は344、値下り銘柄数は1190。出来高は10億7857万株、売買代金は6805億円。昨日の225先物はクレディ・シティ・メリル・JPモルガン・野村・ゴールドマンが買い越し。ニューエッジ・大和・BNPパリバ・ドイツが売り越し。

 米国では、モトローラやクアルコムなどの業績軟調に加えアップルも下落、S&Pは「英国の銀行システムは低リスクではない」とネガティブな一言を発し、NYダウ・NASDAQともに大幅安。当然、日本株にも米株安の流れが波及し、寄り付きから全面安状態。12月の失業率が5.1%と改善したものの、円高が進む中、2日連続でバスケット取引も観測されず日経平均・TOPIXともに大幅安で前場の取引を終了しました。

 個別では、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・リミテッドが保有比率を14.99%から16.09%に増やしたことが判明したバンダイナムコHD<7832.T>、カイカイキキが保有比率を、従来の5.10%から6.15%に増やしたことが判明したまんだらけ<2652.T>、09年4~12月期の連結純利益は前年同期比2.5倍の522億円となった住友信託銀行<8403.T>、09年4~12月期の連結営業利益は前年同期比72%増の120億円程度になりそうとの観測記事でタカラトミー<7867.T>、シティグループ証券がレーティング「1M」、目標株価2000円でカバレッジを開始したTHK<6481.T>などが上昇しました。

 半面、決算で「テスタの厳しい市場環境を再認識」との見方が浮上し、成長性懸念も台頭したアドバンテスト<6857.T>、シティグループ証券がレーティングを「1M」から「2M」へ、目標株価を450円から380円へ、それぞれ引き下げた新日鉄<5401.T>、一部で目標株価引き上げの動きが見られたものの、09年4~12月期の連結営業利益が前年同期比41%減の2967億円となった任天堂<7974.T>、09年12月期の営業利益は前の期比67%減の4億7500万円になったウェアハウス<4724.T>などが下落しました。

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