ETF売買動向＝5日前引け、ＭＸ米ＳＰ有、ＭＸナスヘ有が新安値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比45.7％増の2758億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同41.8％増の2272億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信（為替ヘッジあり） <2632> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> 、ｉシェアーズ米ドル建て新興国債券ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2622> 、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信 <2631> 、グローバルＸ　デジタル・イノベーション－日本株式ＥＴＦ <2626> など8銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が8.46％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.55％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.76％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.55％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が4.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> は4.96％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.59％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> は4.18％安、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は4.01％安、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> は3.76％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1081億800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金938億6500万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が436億1600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が166億4700万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が160億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が144億1500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が86億8400万円の売買代金となった。

株探ニュース