上昇相場は継続
本日の日経平均は 56.10 円安の 30236.09 円で取引を終了した。朝方は上昇幅を拡大さ
せる場面があったものの、高値圏では利食い売りが優勢。後場に入ってからマイナス圏に転じた。ただ、売り一巡後は下げ渋っており、下落幅は限定的。この辺での押し目買い意欲の強さを示している。
日経平均の日足チャートでは、やや長い上ひげが出現。高値圏に壁が存在している可能性を示唆しており、短期的には調整しやすい状況にある。
ただ、下方の窓を一部埋めるだけに留まり、相場の底堅さは健在。上昇相場は継続している。目先はこの下方の窓をすべて埋めてしまうのか――その辺を見極める必要がありそうだ。
本日、異様だったのはファストリ(9983)が 4.5%も上昇したにも拘わらず、日経平均が下落したことだ。ファストリが日経平均に寄与したのが、実にプラス 169 円。ファストリがなかったら、日経平均は 220 円以上も下落していたことになる。これまでは「先物主導=ファストリ、ソフバン G(9984)が上昇」と捉えられていたが、本日の景色はちょっと違った。ファストリだけが独歩高となり、「異彩高」を放ったのだ。
理由はともあれ、日経平均の下落幅が限定的であったことは大きい。上昇相場は継続しており、押し目買いが入る余地を残している。同時に高値圏での売り圧力が強いことから、どちらの力が勝つかを見る局面。チャートは崩れていないことから「買いポジション」を維持しながら、この攻防を見届けるしかない。
<マーケット・ストーリー>
空中に浮かんだふわふわ怪獣だったが、天井に頭が突っかかった。ここは屋上の特設会場。仮のステージにはちょっとした天井があり、これに引っ掛かってしまったのだ。中にいた多くの子供たちはバランス崩したが、1人だけ元気な子がいた。そう、ユニクロを着た例の女の子だ。「大丈夫。これくらいのことなら、大したことはない!」――時代は女性のリーダーを求めているのか・・・。
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