後場の日経平均は219円安でスタート、東京エレクトロンやエムスリーが安い

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;30247.87;-219.88TOPIX;1959.28;-5.80

[後場寄り付き概況]

　後場の日経平均は前日比219.88円安の30247.87円と前場終値から下げ幅を若干縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横這いで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル＝105円90銭台と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、日経平均が3万円台に到達した達成感や高値警戒感から利食い売りに押され反落となった。午後の日経平均は前場終値より下げ幅を若干縮小してスタートし、その後も強含みしている。お昼休み中にバイデン米大統領が「財政出動大胆に実行すべき」と述べたと日本経済新聞社が報じており、相場の下支え要因となったもようだ。なお、前場のTOPIXの下落率は0.41％マイナスであり後場の日銀ETF買いは望み薄のようである。

　セクター別では、ゴム製品、精密機器、不動産業、機械などが下落率上位となっており、一方、石油・石炭製品、鉄鋼、空運業、鉱業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、東京エレクトロン<8035>、エムスリー<2413>、トヨタ<7203>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>が安く、ソフトバンクＧ<9984>、マネックスＧ
<8698>、ＡＮＡ<9202>、ＪＡＬ<9201>、ＳＵＭＣＯ<3436>が高い。
＜CS＞